大手食品素材メーカーがJD Edwardsソフトウェアのサポートを最適化することで、戦略的なビジネスの取り組みと海外展開を推進
2021年10月28日、東京 – エンタープライズソフトウェア製品とサービスを世界的に提供する、OracleおよびSAPソフトウェア製品の第三者保守サポートの業界リーダーで、SalesforceのパートナーであるRimini Street, Inc. (Nasdaq: RMNI)は、本日、三菱商事株式会社の食品産業グループの食品原料メーカーである三菱商事ライフサイエンス株式会社が、JD Edwardsアプリケーションのサポートをリミニストリートに切り替えたことを発表しました。ベンダーのサポートからリミニストリートに切り替えたことで、同社は保守コストを大幅に削減し、社内のリソースを戦略的な取り組みに充てることができるようになりました。時間、資金、人材といった重要なリソースを解放することで、三菱商事ライフサイエンス株式会社は、今後5年から10年に向けたデジタルトランスフォーメーションの取り組みへの投資を開始し、国内外でのさらなる事業拡大への足がかりを築くことができます。
デジタルトランスフォーメーションを促進するためのリソースの最適化
三菱商事ライフサイエンス株式会社は、多くの市場セグメントで多角的に事業を展開している三菱商事株式会社の食品産業グループの一員であり、2019年4月に三菱商事フードテック株式会社、MCフードスペシャリティーズ株式会社、興人ライフサイエンス株式会社の3社が合併して誕生しました。リモートワークや柔軟な労働環境をサポートするプロジェクト、ドキュメントのデジタル化やペーパーレス化、人工知能やビッグデータ技術の活用など、戦略的なデジタル施策によってビジネスを変革し、将来のビジネスニーズをサポートするため、今後5~10年計画に注力しています。
この改革の一環として、同社はこれらの新しいデジタルの取り組みの計画と実施を開始するための予算を確保する必要がありました。この全社的な取り組みを支援するために、IT部門は、作業指示、資材所要量計画、注文管理などの生産管理に使用しているJD Edwardシステムを見直して評価し、高いサポートコストと引き換えに現在得られているROIを評価しました。同社は、現在の安定したバージョンのソフトウェアをできるだけ長く使い続けたいと考えており、将来のアップグレードに価値を見出していませんでした。さらに、同社はベンダーがシステムに対して十分なサポートを提供していないと感じていました。つまり、業務上の重要な問題を引き起こすかもしれない不具合が頻繁に発生しているにもかかわらず、その不具合に対処するための質の高いサポートを受けられていませんでした。三菱商事ライフサイエンス株式会社においては、わずかなダウンタイムでも、会計、生産、販売、購買、在庫管理などの事業活動に深刻な影響を及ぼします。三菱商事ライフサイエンス株式会社は、これらの問題に対処するためのアプローチを模索した結果、リミニストリートにたどり着きました。
「当社では、会計、生産、販売、購買、在庫管理など、多くの重要な業務分野でJD Edwardsを使用しており、一瞬でもダウンすると事業活動に重大な影響を与えてしまいます。これまでは、当社のビジネスを停止させるような重要なソフトウェアの問題に対するベンダーのサポートは満足できるものではありませんでした。当社が必要とする品質のサポートと、プラットフォームへの投資の最適化の両方を手に入れる方法を模索していたところ、リミニストリートの第三者保守サポートを知りました。」と、三菱商事ライフサイエンス株式会社の最高情報責任者(CIO)兼情報システム部長の服部信也氏は述べています。「評価を開始してから約半年でリミニストリートへの切り替えを決断しました。今回の切り替えで得られたリソースは、海外展開を含む当社の成長への投資を目指し、リミニストリートと緊密に連携しながら、将来に向けた当社独自のITロードマップを構築していきます。」
迅速な対応とワールドクラスのサポート
リミニストリートの他のクライアントと同様に、三菱商事ライフサイエンス株式会社は、柔軟でプレミアムレベルのエンタープライズソフトウェアサポートモデルの恩恵を受けています。これには、すべての重要な(P1)問題に対して10分以内の応答時間を保証する業界最高水準のサービスレベルアグリーメント(SLA)が含まれます。また、すべてのクライアントには、クライアントの特定のエンタープライズソフトウェアにおいて平均20年の経験を持ち、機能的および技術的なエンジニアのチームに支えられたプライマリサポートエンジニア(PSE)が割り当てられます。
「これまでのソフトウェアベンダーは、サポートを依頼してもすぐに対応してくれないことが多かったです。」と、三菱商事ライフサイエンス株式会社の情報システム部グループマネージャーの吉崎洋平氏は述べます。「リミニストリートでは、より質の高いサービスを受けることができ、問い合わせに対しても真摯に対応してくれ、対応も早くなりました。」
日本リミニストリート株式会社 代表取締役社長の脇阪順雄は、「三菱商事ライフサイエンス株式会社様は、日本の企業がコストを最適化し、ERPへの投資を最大限に活用することで、ビジネスの成長と繁栄に役立つデジタルトランスフォーメーションへの道を切り開いている事例です。」と述べています。「当社との提携により、保守サポートのコストを大幅に削減し、より戦略的なビジネスにリソースを振り向けることができるようになりました。我々は、競争力と成長を促進するためのITロードマップのコントロールを取り戻せるよう、三菱商事ライフサイエンス株式会社様を引き続きサポートしてまいります。」