本規範の実行
リミニストリートの倫理・コンプライアンス部は、本規範を推進、 監視、実行する責任を負っています。しかし、本規範に従ってリ ミニストリートのコンプライアンス文化を維持する最終責任は、 私達一人一人にあります。本規範の以下セクション「本規範の実 行」では、本規範の実行と適用に関するいくつかの重要なコンセ プトを説明します。
Ethics & Compliance Department
疑問がある場合は、いつでも倫理・コンプライアンス に問い合わせてください。
- 一般的な質問については、[email protected] に問い合わせてください。
- 倫理やコンプライアンスに関する事項について指導 を求めたい場合、または法律、本規範、あるいはリ ミニストリートのポリシーの違反または違反の疑い を報告する場合は、コンプライアンスヘルプライン に連絡してください。
- また、リミニストリート株式会社宛に手紙を送 ることも可能です。倫理・コンプライアンス 部 1700 S. Pavilion Center Drive, Suite 330 Las Vegas, NV 89135 USA.
リミニストリートのポリシーおよび現 地法
リミニストリートは、いくつかのグローバルポリシー を発行しています。これらのポリシーは、すべての地 域に同一の指針を従業員に提供する目的で作成されて います。本規範はグローバルポリシーの一例です。リ ミニストリートでは、その他の社内ポリシーも採用さ れています。国別のポリシーや職域に関連したポリシー などがあり、さまざまなトピックが扱われています。こ れらのポリシーは業務部門や市場によって異なる場合 があるため、本規範に関連づけていません。リミニス トリートのすべてのポリシーは、当社のイントラネッ トサイトで参照できます。あなたの業務領域に適用す る可能性のあるポリシーをすべて知ることはあなたの 責任です。あなたの領域のポリシーについてよく分か らない場合は、マネージャー、法務部、または倫理・ コンプライアンスに尋ねてください。
リミニストリートは、世界中の多くの国で事業を行っ ています。当社の従業員にはさまざまな国の市民がい ます。その結果、当社の業務は多種多様な法律、習慣、 文化の影響を受けます。当社の業務は、本規範に加え、 適用される現地のすべての法律および規制に遵守する 必要があります。時には、複数の国の法律が矛盾する 場合や現地法が本規範に矛盾する場合があります。紛 争に遭遇した場合は、法務部または倫理・コンプライ アンス部に連絡し、あなたの国での規範の適用方法に ついてガイダンスを得てください。
覚えておくべきこと …
私達は、本規範と世界各地の当社の事業に適用 するすべての法律、規則、規制に遵守すること を期待されています。しかし、本規範の規定が 適用法に矛盾する場合、当該法律が優先されま す。Rimini Street, Inc.は米国で設立されている ので、世界各地の当社従業員には米国の法律が 適用される場合があります。米国にいようが、 米国以外にいようが、当社の業務や個人に他国 の法律も適用する可能性があります。適用され る法律がよく分からない場合や適用される法律 間で矛盾があるかもしれないと思う場合は、先 に進む前に法務部か倫理・コンプライアンスに 相談してください。
不正行為の調査
本規範または法律の違反の疑いに関して行われたすべて の報告は真剣に受け止められ、速やかに確認されます。 必要に応じ、倫理・コンプライアンスが調査員を割り当 てて、本規範の違反が疑われると報告されたすべての事 案を確認します。調査員は以下を行います。
- 事実を判断する際には、インタビューや文書の確 認を通じて客観的に行う。
- 疑惑の事案について知っているかもしれない従業 員に連絡をする。
- 必要な場合は、是正措置や懲戒処分を推奨する。
適用法にしたがって、リミニストリートは以下について 努めます。
- 実施可能な範囲で、関与する個人の秘密を保護 する。
- 開示によって調査に悪影響が及ぼされない場合 は、報告された告発を従業員当人に告げる。
- 適切な場合は、報告された情報を従業員が確認 し、正すことを許可する。
依頼された場合は、質問や調査に全面的に協力する必 要があります。
本規範は契約ではない
本規範は契約ではありません。雇用に関して何らかの具 体的な権利を与えたり、特定期間の雇用を保証したりす るものではありません。また、株主、サプライヤー、そ の他の者に対して何らかの契約上またはその他権利を生 み出すものでもありません。
本規範の発行と改定
リミニストリート社の取締役会が本規範の承認および 発行の責任を有しています。本規範は、法律や規制の 変更、当社の事業やビジネス環境の変化によって改定 が必要かどうかを判断するため、倫理・コンプライア ンスによって定期的に見直されます。本規範の改定は 、取締役会が承認する必要があります。
確認
毎年、リミニストリートは従業員に本規範を配布し、全 従業員を対象に年次の規範トレーニングをオンラインで 行っています。従業員と取締役会は、本規範を読んで理 解したことを確認する必要があります。また、本規範へ の遵守を証明し、潜在的な利益相反やその他本規範への 遵守の例外となる可能性がある事項を開示する必要があ ります。この証明プロセスを完了しない場合は規範違反 となる可能性があり、法律で許されている場合は、当社 の判断で懲戒処分を与えたり、人事考課に影響を与えた りすることができます。いかなる場合であっても、本規 範を読まない、確認に署名をしない、またはオンライン で証明しないことによって本規範への遵守義務が免除さ れることはありません。
権利放棄の開示
本規範の権利放棄は、執行役員または取締役会メンバ ー、取締役会、またはその委員会に適用される権利放 棄の場合など、特定の状況において倫理・コンプライ アンスの最高責任者の書面による事前承認が必要です。 適用法で定められている場合、権利放棄は、SECに提出 される公的に入手可能な最新の報告書や当社のウェブ サイトなどにおいて適用法にしたがって速やかに開示 されます。
覚えておくべきこと
私達は、本規範に定められている原則へのコミッ トメントを定期的に確認しています。この確認に は、不確かなことがあった場合に指針を求めるコ ミットメントも含まれています。また、懸念を報 告したり指針を求めたりすることについて、誰か を報復しないことも確認しています。