リミニストリート、2017年第3四半期の決算を発表

純収益:5,360万ドル(前年比32%増)
今期第3四半期の売上総利益率:62.5%(前年同期は57.7%)
GP Investments Acquisition Corp.との合併を完了
証券コード「RMNI」にてNASDAQでの取引が開始

ラスベガス、2017年11月9日 – エンタープライズソフトウェア製品を対象としたサポートサービスの世界的プロバイダーであり、OracleおよびSAPソフトウェアの第三者保守サポートにおいて業界をリードするリミニストリート(Nasdaq: RMNI)は本日、2017年9月30日に終了した2017年度第3四半期の決算を発表しました。

リミニストリートのCEO、Seth A. Ravinは次のように述べています。
「リミニストリートは2017年第3四半期でも記録的な売上を達成し、47期連続の増収となりました。当社のエンタープライズソフトウェアサポート製品およびサービスに対する需要は引き続き増加の傾向にあり、多種多様な業界における有名企業との大口契約をグローバルに多数締結するなど、順調に取引を拡大しています。また、48か国で6,000件以上に上るサポートケースを解決し、顧客満足度向上に向けて設定した高い目標を達成することができました。このように、本第3四半期は、あらゆる面で堅実な成果を達成できたと確信しています。」

また、リミニストリートのCFO、Tom Sabolは次のように語っています。

「成長性、財務、営業の様々な観点において、リミニストリートは本第3四半期に重要な節目に到達することができました。ビジネスが堅調に推移していることに加え、この程完了したGPIACとの合併を通じた5,000万ドルの資金調達や、借入契約の見直し、公開会社への構造変化が重なったことで、リミニストリートは、新たな成長資金を確保すると同時に、財務上の柔軟性を高めることができました。この結果、さらに新しい市場や地域に向け、サービスの種類と範囲を拡充できるようになったほか、財務体質が強化され、ビジネスチャンスの拡大を通じて成長をさらに加速できる可能性が広がりました。」

2017年第3四半期の財務ハイライト

  • 2017年第3四半期の純収益は、前年同期の4,070万ドルに対し32%増の5,360万ドル。
  • 2017年第3四半期の年換算の契約収益は、前年同期の1億6,290万ドルに対し32%増の2億1,440万ドル。
  • 2017年9月30日時点の契約顧客数は、2016年9月30日時点の契約顧客数、1、085社に対し34%増の1,459社。
  • 2017年9月30日までの過去12か月間の売上維持率は94.5%。
  • 2017年第3四半期の売上総利益率は、前年同期の57.7%に対し62.5%。
  • 2017年第3四半期の営業利益は、前年同期のマイナス450万ドルに対し、740万ドル。また、非GAAPベースの営業利益は、前年同期のマイナス280万ドルに対し、890万ドル。
  • 2017年第3四半期の純損失は、前年同期の1,540万ドルに対し、900万ドル。また、非GAAPベースの純損失は、前年同期の1,160万ドルに対し、310万ドル。
  • 2017年第3四半期の調整後EBITDAは、前年同期のマイナス250万ドルに対し、950万ドル。
  • GP Investments Acquisition Corp.(GPIAC)との合併契約の締結を完了した2017年10月10日時点でのリミニストリートの発行済普通株式は5,860万株。

本プレスリリース記載の非GAAPベースの財務指標を、最も直接的に対応するGAAPベースの財務指標に合わせて調整した数値を、本プレスリリース末尾の財務諸表(英語)に掲載しております。これらの指標の説明と計算方法については、「About Non-GAAP Financial Measures and Certain Key Metrics(非GAAPベースの財務指標と特定の重要指標について)」の項目をご覧ください。

2017年第3四半期の企業活動における注目点

  • ブラジル、サンパウロに、中南米本社を新たに開設。
  • リミニストリートのサポートおよびサービスに対するフランスでの需要増加を受け、同国に子会社、Rimini Street SASを設立し、パリに事業所を開設。同国で初めて従業員を雇用。
  • 48か国で6,000件以上のサポートケースを解決し、サポートの品質で一貫して高い顧客満足度を達成し続け、顧客満足度調査では、5点満点中4.8の評価を獲得。
  • 優れたサービスとサポートを顧客に提供していることが評価され、Customer Sales and Service World Awardsを3部門で受賞。
  • ISO 9001の品質システムの監査において、6年連続で不適合なしの評価を達成。
  • 米国および英国におけるガートナー主催の「IT Financial, Procurement & Asset Management Summit」など、CIO、IT部門および調達部門のリーダーを対象として各国で開かれた10のイベントに参加。

GP Investments Acquisition Corp.との合併契約

2017年10月10日に、リミニストリートはGPIACとの合併を完了しました。合併により誕生した会社はRimini Street, Inc.の社名を引き継ぎ、合併を通じて、総額約5,000万ドルの資金調達を行いました。同社の株式は、2017年10月11日よりNASDAQにて証券コード「RMNI」で取引されています。

2017年の収益予想

リミニストリートでは、2017年通年での収益予想を公表しており、現時点で、2億400万ドルから2億1,000万ドルの純収益が見込まれています。

ウェブキャストおよびカンファレンスコールによる情報の提供

2017年11月9日、東部標準時午後5:00、太平洋標準時午後2:00より、カンファレンスコールおよびウェブキャストを実施し、2017年第3四半期の業績について説明を行います。本イベントのライブウェブキャストは、リミニストリートのIR(Investor Relations)サイト(http://investors.riministreet.com)または、https://edge.media-server.com/m6/p/pnz9u3jnからご視聴いただけます。カンファレンスコールに参加される場合は、米国またはカナダの(855)213-3942にダイヤルし、コード:7698688をご入力ください。ライブコール終了から2時間後に、ウェブキャストの録画を、当社WebサイトのIRページにて2か月間公開いたします。

非GAAPの財務指標の使用について

本プレスリリースには、「非GAAPベースの財務指標」が含まれています。非GAAPベースの財務指標は、包括的な会計規則や会計原則に従って計算されたものではありません。この非GAAPベースの資料は、補足情報として掲載するものであり、GAAP(一般に認められた会計原則)で要求される開示要件に沿った情報の提供を意図するものではありません。非GAAPベースの財務指標はあくまでも参考情報であり、GAAPに従って計算された財務指標に優先するものでもなければ、代替情報となり得るものでもありません。本プレスリリースに含まれる財務諸表では、GAAPベースの財務指標を非GAAPベースで調整した値を掲載しています。また、「About Non-GAAP Financial Measures and Certain Key Metrics(非GAAPの財務指標と特定の重要指標について)」の項目で、当社の非GAAPの財務指標ついてご説明しています。

詳細については、こちら(英語)を参ください。

リミニストリートについて

リミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、エンタープライズソフトウェア製品とサービスのグローバルプロバイダーであり、OracleおよびSAPのソフトウェア製品に対する第三者保守サポートにおいて業界をリードしており、またSalesforceのパートナー企業でもあります。リミニストリートは、エンタープライズソフトウェアライセンシーにおいて、大幅にコストを削減し、イノベーションのためにリソースを解放し、より良好な業績結果を達成することが可能となる、プレミアムで、非常に応答性が高い、統合型のアプリケーション管理およびサポートサービスを提供しています。今日までに業界を問わず、フォーチュン500およびフォーチュングローバル100企業、中堅企業、公共セクター組織等を含む3,500社以上の顧客が、信頼できるアプリケーションエンタープライズソフトウェア製品とサービスのプロバイダーとして、リミニストリートにサポートを委託しています。詳細は、 https://www.riministreet.com/jp/ をご覧ください。またTwitter(@riministreet)、FacebookLinkedIn でリミニストリートをフォローしてください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、過去に関する事実ではなく、1995年米国民事証券訴訟改革法のセーフハーバー規定に定義する将来見通しに関する記述が含まれています。通常、将来見通しに関する記述には、「かもしれない」、「はずだ」、「だろう」、「計画する」、「意図する」、「予知する」、「考える」、「推定する」、「予測する」、「可能性」、「思われる」、「求める」、「継続する」、「将来」、「~する」、「期待する」、「見通し」などの単語や、その他類似の語句や表現が使用されます。本プレスリリースで後述する株式の公募引受により調達した資金の使途予定についてのリミニストリートの予想に関する記述は、全て将来見通しに関する記述です。これらの記述は、リミニストリートのビジネスに関連する多くのリスクおよび不確実性に左右されるものであり、実際の結果は大きく異なる可能性があります。これらのリスクおよび不確実性としては次のもの(ただしこれらには限定されない)が挙げられます。COVID-19のパンデミックの期間と当社の事業に与える経済的、業務的、財務的影響およびCOVID-19のパンデミックに対する政府当局、顧客または他者の対策。当社の事業、または当社の現在および将来の顧客の事業を混乱させる破局的な出来事、リミニストリートが活動するビジネス環境における変化(リミニストリートが活動する業界に影響を与えるインフレや金利、一般的な財務、経済、規制、および政治的な状況などを含む)。既存訴訟、政府当局による調査、又は新規訴訟における不利な展開。好条件で追加のエクイティ又はデットファイナンスによる資金調達の必要性および可能性と当社が成長するための取り組みとして、投資の増加に資金を提供するために、事業からキャッシュフローを生み出す能力。当社の流動性の基準を満たす現金および現金同等物の充足性。シリーズA優先株(13.00%)の条件および影響。税金、法律、および規制の改正。競合製品と価格設定。増益管理の困難性。近い将来に展開することが期待されている製品およびサービスに追加して、直近に発表した製品およびサービス(Application Management Service(AMS)、Rimini Street Advanced Database SecurityおよびSalesforce Sales Cloud並びにService Cloud製品に関するサービス等を含む)の顧客の採用。リミニストリートの経営陣の終任。リミニストリートの株式の長期的な価値の不確実性。リミニストリートが2020年8月5日に証券取引委員会に提出したリミニストリートのForm 10-Qによる四半期報告書の「Risk Factors」および2020年8月18日に終了したリミニストリートの普通株式の公募引受に関する2020年8月14日付の目論見書補完書類に記載している事項、および適宜それら事項についてリミニストリートがSECに提出するその他書面に更新される事項。さらに、将来見通しに関する記述には、本プレスリリースの発表時点でのリミニストリートの将来の事象に関する期待、計画、または予測、および考えが示されています。リミニストリートは、後発事象や今後の進展がリミニストリートの評価を変える原因になると予想しています。ただし、リミニストリートは、これらの将来見通しに関する記述を将来のある時点で更新することを選択する可能性がある一方で、法律で要求されていない限り、そのような義務を明示的に否認いたします。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発行日後の時点におけるリミニストリートの評価を表すものとして依拠されるべきではありません。

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