米国マサチューセッツ州のグレープジュースとゼリー菓子のメーカーが、年間保守費用を
約100万ドル削減し、新たなアプリケーション開発や戦略に投資
ラスベガス、2018年12月5日 – エンタープライズ ソフトウェア製品およびサービスの世界的プロバイダーであり、OracleやSAPソフトウェア製品のサードパーティ サポートにおいて業界をリードするリミニストリート(Nasdaq:RMNI)は本日、National Grape Cooperative Association Inc.の加工・マーケティング子会社であるWelch’sが、Oracle E-Business Suite(EBS)アプリケーションとOracle Databaseソフトウェアのサポートにリミニストリートを活用することを発表しました。リミニストリートへの切り替えによってWelch’sは、ベンダーとの保守サポート関係を継続するためだけに、不要なアップグレードに時間や経費をかけずに済むようになります。同社は、リミニストリートと契約したその日から最低15年間にわたり、堅牢なOracleシステムを安定的に運用できます。また、同社のビジネスにとってアップグレードが必要になった場合には、対応できる柔軟性も維持します。Welch’sは保守サポート費用を年間約100万ドル削減し、その予算を新たな戦略的マーケティング活動や新製品開発に投資できるようになりました。また、社内のITリソースを解放し、ビジネス向けに新しいアプリケーションの機能を拡張する時間を確保できるようになりました。
IT支出を削減し、成長に向けた投資戦略を強化
Welch’sがIT予算全体の見直しに着手した際、Oracleの年間サポート保守費用が組織のIT総予算の12~15%を占め、給与を除く、最大項目として突出していることがわかりました。特に現行ERPで使用していないモジュールに関する費用の削減を行うために、ベンダーと交渉を試みましたが、提示された代替案は、次のソフトウェアリリースへのアップグレードのみでした。
アプリケーションの一部をクラウドへ移行する等、ベンダーから示されたさまざまなアップグレードオプションを検討した結果、同社はアップグレードの選択では費用の削減も、重要なビジネス価値の実現も見込めないと判断しました。アップグレードには多額の費用がかかり、またビジネスの加速と費用削減の両方に対応できる戦略を必要としていたこともあり、Welch’sは、エンタープライズソフトウェアの保守面でのニーズを満たす代替ソリューションを検討し、リミニストリートのサポートを選択しました。
リミニストリートへの切り替えによって削減できたエンタープライズソフトウェアサポートの予算を、IT、マーケティング、製品開発等のビジネス全体のさまざまな成長分野に再配備できるようになりました。例えば、コストを大幅に削減した結果、Welch’sのIT部門は新しいセキュリティアナリストを雇用し、新たなセキュリティ ソフトウェアを実装することができました。さらに、コスト削減により、新たなマーケティング活動への投資や、ポートフォリオ拡大に向けた新製品の開発(Welch’sの新製品 スパークリング ロゼ等)が可能になりました。
新たに改善されたサポートと戦略的パートナーシップ
コスト削減だけでなく、Welch’sはエンタープライズソフトウェアのサポートに、以前のベンダーと比べて大幅な改善を見ました。Welch’sには、リミニストリートのすべてのお客様と同様に、平均15年の経験を備えた専任のプライマリーサポートエンジニア(PSE)が割り当てられます。リミニストリートは世界中にPSEを配置し、年中無休24時間対応でサポートを提供し、すべての重要なケースで15分以内の対応を保証するサービスレベル契約を提供しています。
「リミニストリートはサポート全般に責任を持って取り組み、問い合わせると必ず誰かが対応し、すぐに問題に対処してくれます。これが最大の変化です」とWelch’s社CIOのDave Jackson氏は語ります。「最近では、当社チームは重要な問題に速やかに対処し、1時間以内に解決できるようになりました。さらに、サポートチケットや問題解決の追跡に当社チームが費やす作業が大幅に減りました。ベンダーサポートの時にはあえて先送りにしていたブラウザアップグレード等のプロジェクトに自信を持って取り組めるようになりました。当社は以前からテクノロジーベンダーとの関係をパートナーシップととらえており、ただ単に取引関係を結ぶということではありません。リミニストリートは長期的に信頼できるパートナーになることでしょう。」
「当社の多くのOracleユーザーと同様に、Welch’sは、現行のミッションクリティカル システムですべてのビジネスニーズを満たしていると判断し、その時点ではアップグレードに価値があるとは考えていませんでした。また、それまでのベンダー主導型のロードマップにはない、コスト削減、ビジネス価値の向上、質の高いサポートを求めていました」とリミニストリートのシニアバイスプレジデント 兼 最高顧客責任者であるAnthony DeShazorは述べています。「企業がリミニストリートを採用すると、比類ないレベルのサポートを受けられるだけではなく、多額の資金を自由に使えるようになります。こうした資金をビジネス主導型ロードマップの一環として、より戦略的なイニシアティブに投資できます。Welch’sの場合は、コスト削減分をITだけでなく組織全体の投資に回すことができました。」