「本日、米国最高裁判所は、国内全域にとって重要となる著作権法について、裁判官全員一致の判決を下し、下級裁判所における以前の判決を覆し、オラクルに対して、リミニストリートが2016年にオラクルに支払った非課税費用に該当する1,280万米ドル(この額の利息分も併せて)を返還する旨命じました。この返還額は、「オラクル 対 リミニストリート」の訴訟判決について、リミニストリートによる米国連邦第9巡回区控訴裁判所への控訴手続きでの判決を踏まえ、オラクルがリミニストリート対して既に返還した2,150万米ドルに追加されるものとなります。この度の最高裁判所の判決では、米国連邦控訴裁判所レベルで国内を二分していた、著作権訴訟における適切な費用算定が、解決されました。
本日の判決は、2015年に係争された「オラクル 対 リミニストリート」の訴訟判決における法的欠陥の1件を是正しました。オラクルは、提訴時に主張した24件の請求項目のうち23件に敗訴し、リミニストリートは「善意(innocent)」の著作権違反のみに責任があると認められ、リミニストリートのCEOである Seth A. Ravinは請求項目全てについて責任がないことが証明されました。
Seth A. Ravinは、『米国で最も権威ある裁判所における直近の勝訴を、喜ばしく思い、全世界におけるオラクルライセンス企業に対して最高のソフトウェア・サポートサービス及び価値を提供し、市場においてオラクルとの競争を継続していくことに期待します。』と、述べました。
リミニストリートは、米国連邦第9巡回区控訴裁判所で継続している控訴手続きに基づき、オラクルから追加的な2,850万米ドルの返還を、その他の請求事項と共に、積極的に追及していきます。
最高裁判所でリミニストリートを弁護した、Gibson, Dunn & Crutcher LLP のMark A. Perry弁護士 は、『最高裁判所は、我々がリミニストリートを代理し展開した、構造的、文法的かつ歴史的な主張について、裁判官全員一致で合意し、オラクルが提示した反対意見を退けました。最高裁判所のこの度の判決は、著作権法に基づく費用に関する賠償方法を、その他数百件の連邦法に合致させることとなりました。』と、追加しました。」