非常に応答の早いサポートモデルと、デジタルトランスフォーメーションの推進に割り当てる保守サポート費用の削減について言及
2020年6月29日、ラスベガス – エンタープライズソフトウェア製品を対象としたサポートサービスを世界的に提供する、OracleおよびSAPソフトウェアの第三者保守サポートの業界リーダーで、SalesforceのパートナーであるRimini Street, Inc.(Nasdaq:RMNI)は、本日、オーストラリアの航空ナビゲーションサービスプロバイダーであるAirservices Australiaが、同社のミッションクリティカルなSAPプラットフォームに対するリミニストリートとの保守サポート契約をさらに延長したことを発表しました。同社が初めてリミニストリートの保守サポートに切り替えたのは2016年のことです。これまでに達成されたROIや、継続的な年間保守サポート費用の大幅な削減分をビジネス全体のイノベーションイニシアチブの実現に振り向けられることを踏まえ、非常に応答の早いこのサポートモデルの継続を選択しました。
リミニストリートの保守サポートが「次の10年、そしてその先を見据えた」業務の変革を支援
Airservices Australiaは、安全、安心、効率的で、環境に配慮したサービスを航空業界に提供する政府所有の組織です。世界の空域の11%を管理し、年間1億6,000万人以上の乗客を運ぶ400万機以上の航空機の動きを管理しています。同社は、航空業界向けに通信、航空データ、ナビゲーションサービスおよび航空救助消防サービスを提供しています。
Airservices Australiaは、SAP ECC 6.0システムを利用して、2つの航空管制サービスセンター、2つのターミナルコントロールユニット、国際空港と地方空港にある29のタワーの日々の業務を運営しており、合わせて3,500人以上の従業員が働いています。
サポートをソフトウェアベンダーからリミニストリートに切り替えたことで、同社は全体的な保守サポートのコストを大幅に削減しました。現在は、そこから生まれた時間、資金、人員のリソースを次世代ERP戦略の開発を含むデジタルトランスフォーメーションに割り当てて推進しています。また、リミニストリートのサポートにより、現在の安定したSAPシステムを最低15年間維持することができるため、ベンダーのアップグレードサイクルから離れて、ITロードマップに対してよりビジネス主導型のアプローチを取ることができます。
「第三者保守サポートに移行したことで、現行のERPシステムを維持して最大限に活用しながら、次の10年そしてその先に向けて、業務を変革するための取り組みを検討できるようになりました」と、Airservices AustraliaのアプリケーションサービスマネージャーであるSandeep Khyalia氏は述べています。「リミニストリートは、カスタマイズされたソフトウェアへのサポートも提供しています。このサポートにより、コンプライアンスと規制遵守の義務を満たしながら、現在のシステムの寿命を延ばすことができ、S/4HANAへのアップグレードを急ぐ必要がなくなります。現段階では、当社のビジネスにS/4HANAが最適であるとは考えていません。」
リミニストリートのすべてのクライアントは、優先度1のすべてのお問い合せケースについて、15分の応答時間という業界をリードするサービスレベル契約(SLA)を含む、柔軟で、プレミアムレベルのエンタープライズソフトウェアサポートモデルのメリットを受けることができます。また、クライアントは、専任のサポートエンジニア(プライマリーサポートエンジニア:PSE)が担当します。このサポートエンジニアは、クライアントのソフトウェアシステムに関して平均15年の経験を持ち、機能的なテクニカルエキスパートチームからのサポートを受けています。
「Airservices Australiaは堅牢なエンタープライズソフトウェアソリューションを必要としています。同社ではSAPのシステムを利用していますが、業務のミッションクリティカルな性質を考慮すると、起こり得るあらゆる問題に対する信頼性の高い迅速なサポートも必要です」と、リミニストリートのオーストラリアおよびニュージーランド担当地域ゼネラルマネージャーであるEmmanuelle Hoseは述べています。「Airservicesは、リミニストリートの第三者保守サポートに移行したことで、SAPプラットフォームのスムーズな運用と、運用リスクの軽減のために、24時間365日、熟達したエンジニアに連絡可能で、応答が非常に早く、パーソナライズされたサポートサービスのメリットを享受しています。」