東京都と神奈川県に拠点を置く5つのチャリティー団体に、リミニストリート財団からそれぞれ1万USドルの補助金が授与されました。
(ラスベガス – 2023年5月31日 )– エンタープライズソフトウェア製品、保守及びその他サービスを世界的に提供する、OracleおよびSAPソフトウェア製品の第三者保守サポートの業界リーダーであり、SalesforceとAWSのパートナーであるRimini Street, Inc (Nasdaq: RMNI) は、第2回RMNI LOVE™チャリティー補助金プログラムの受賞団体を発表し、5つの慈善団体にそれぞれ1万USドルの補助金が寄付されました。
2023年は、東京及びその周辺地域がプログラムの開催地として選ばれ、東京都、埼玉県、千葉県、又は神奈川県に拠点を置く認定NPO法人から応募があり、10代・20代の妊娠SOS新宿、エンパワメントかながわ、ファミリーハウス、フードバンク渋谷、シャイン・オン!キッズが受賞しました。
受賞団体の選考方法
リミニストリート社およびそのグローバル子会社の民間慈善事業プログラムであるリミニストリート財団が運営する助成金を受け取る上位5団体は、3段階の資格審査、選考、投票という厳重なプロセスを経て選出されました。
第一段階の審査は、日本リミニストリートから選ばれたメンバーによって行われ、次に、リミニストリートの多様な文化や背景を代表する地域委員会メンバー全員が審査をし、そして最後に、委員長、委員会リーダー、委員会書記によって最終選考が行われました。
リミニストリート財団委員長のJanet Ravinは「RMNI LOVEプログラムで最も難しいのは、投票と選考のプロセスです。なぜかというと、どの団体も独自の活動を通し、地域社会に貢献するという使命に深く情熱を持っているからです。それぞれの団体の活動を知るたびに、私たちの身近にいる人たちが抱える様々な問題に気づかされ、世界をもっと良くしたいという私たちの気持ちが強くなります。」と述べています。
2023年度RMNI LOVE受賞団体紹介
10代・20代の妊娠SOS新宿 – 2016年に設立され、望まない妊娠や性的暴力の予防に重点を置き、若い妊産婦や乳幼児のサポートとケアを行っています。
12歳から20代前半の若い女性を対象に、身体のしくみや役割、避妊に関する知識の啓もう活動をしたり、交際相手や家族から性的虐待を受けた場合に助けを求める方法などを含む無料のカウンセリングやアウトリーチを提供することで、乳幼児への虐待の連鎖を止める手助けをしています。10代・20代の妊娠SOS新宿は、福祉や行政のプログラム、保健センターとの協力を通じて、青少年少女が自立と癒しへの道を見出すための支援をしています。
$10,000の補助金は、アウトリーチ活動に充てられ、より多くの若年女性が身近にサービスを受けられるよう、そして支援を求める家族の数が増えても、再出発に必要なケアを受けられるようにするために充てられる予定です。
エンパワメントかながわ – 神奈川県を拠点とし、家庭内暴力、いじめ、虐待、性的暴力、その他身体的・言葉による暴行をなくすために20年近く活動しています。
米国発祥のCAP(Child Assault Prevention)プログラムの理念をモデルに、幅広い年齢層の子どもと大人、そして障がいを持つ子どもを対象に、暴力防止を目的としたプログラムを展開しています。これまでに、虐待防止やカウンセリング、人権、教職員や保育士向けの研修など、対面とオンラインで9,500回のワークショップが開かれ、35万人の子どもや大人が参加しています。
$10,000の補助金は、人間関係に悩むティーンエイジャーを対象とした「DV専門相談員派遣プログラム」に充てられる予定です。
ファミリーハウス –小児がん等と戦い生きるために必要な治療を子どもが受けられるよう、遠方から東京まで行かなければならないに家族とって、宿泊費は大きな負担になることがあり、その捻出が必要な治療を受ける大きな障壁になる場合もあります。このようなことがないように、ファミリーハウスは、子どもたちが治療中に家族と一緒に病院の近くに滞在できるよう、1人1泊1000円(現在の為替レートでおよそ7USドル)で宿泊できる、安全、安心で衛生的な施設を開設しました。
寄付者と数千人のボランティアに支えられ、現在までに、8つの施設(15室)で、225家族が2974日間滞在しました。
$10,000の補助金は、家族が最も重要な時期に子どもの回復に専念できるよう、施設と運営を維持するための費用として使われる予定です。
フードバンク渋谷 – 地域の「支援の入り口」として、個人と家族が自立への道を見つけるためのカウンセリングや、支援団体・プログラムへの繋がりを提供し、食料支援を必要とするに至った根本的な原因への対処に取り組んでいます。
毎年、渋谷区近隣に住む700世帯が食料支援から始まるフードバンク渋谷の支援を受けており、ボランティアや寄付者の協力により、運営コストを削減し、廃棄物を最小限に抑え、困っている家族の健康や福祉を向上させる活動をしています。
$10,000の補助金は、慢性的な問題を特定し、長期的な解決を図るためのカウンセリング・プログラムの拡充に充てられる予定です。
シャイン・オン!キッズ – 小児がんの診断、治療、回復、そして回復後のライフサイクルを通じて、子どもたちと家族の近くで、精神的・身体的な負担を軽減する手助けをしています。
シャイン・オン!キッズが提供する素晴らしいプログラムの一つ「ホスピタル・ファシリティ・ドッグ」は、アニマルセラピーを通じて、子どもたちだけでなく、家族や医療従事者にも心のやすらぎを提供し、大変喜ばれています。シャイン・オン!キッズは、日本で初めて常勤のアニマルセラピー施設を導入した団体であり、何千人もの患児が、幸せで落ち着いた気持ちになり、回復までの時間も短縮され、そして患児を支える人たちの生活の質も向上させました。
$10,000の補助金は、ホスピタル・ファシリティ・ドッグの数を増やし、その訓練と、地元で組織を拡大するための能力強化に使われる予定です
リミニストリート財団と、これまで支援してきた世界中の約450の慈善団体についての詳細、および米国ネバダ州ラスベガスの本社で開催された「2022 RMNI LOVE Grant Day Celebration」のハイライトはhttps://www.riministreet.com/foundation/でご覧いただけます。