業績ハイライト:
第1四半期収益:1億550万ドル(前年度同期比 7.8%増)
売上総利益率: 62.7%(前年度同期 62.0%)
純利益:560万ドル(前年度同期比 82.7%増)
(米国ラスベガス – 2023年5月3日) – エンタープライズソフトウェアのサポート、製品、サービスをエンドツーエンドで提供するグローバル企業であり、OracleおよびSAPソフトウェアに対する第三者保守サービスの主要なプロバイダー、ならびに、SalesforceおよびAWSのパートナーであるRimini Street, Inc. (Nasdaq: RMNI)は、本日、第1四半期(2022年3月31日終了)の決算を発表しました。
リミニストリートの共同設立者、最高経営責任者(CEO)兼 取締役会長であるSeth A. Ravin(セスA.ラビン)は、「2023年第1四半期では、拡大したソリューションポートフォリオの提供を開始し、世界中の著名な企業や組織にフルポートフォリオを提供できたことを嬉しく思います。この拡大されたポートフォリオにより、私たちは年間収益および予算が2億ドル以上の組織を含むより大きな市場のニーズに対応できるようになります。」「当四半期に発表された新しいプレミアソリューションのひとつは、「ターンキー方式」のエンドツーエンドアウトソーシングサービスであるRimini ONE™です。このサービスは、リミニストリート独自の業界トップレベルの価値、信頼性、対応力および技術力を活用し、現在および将来のエンタープライズソフトウェアのニーズに応じたワンベンダーソリューションを提供しています。Rimini ONE™はすでに100社以上の顧客に採用いただき、大幅に拡大したソリューションポートフォリオは今後、新規および既存顧客への売上拡大や契約更新・延長数の増加に貢献し、顧客生涯価値を高めると確信しています。」とコメントしました。
リミニストリートの最高財務責任者であるMichael L. Perica(マイケルL.ペリカ)は、「第1四半期の売上高、売上総利益率、純利益、調整後EBITDA、サブスクリプション収益に対する収益維持率の業績に満足しています。これらは2023年度第1四半期の業績予想を上回りました」「さらに、現金および米国政府保証証券を1億3,500万ドル保有する強固なバランスシートを維持し、負債を前年同期の8,700万ドルから7,700万ドルへ1,000万ドル削減した結果、四半期末のネットキャッシュは5,800万ドルになりました。また、本日当社は第2四半期の業績予想を発表し、2023年通年の業績予想を再確認するとともに、収益性の向上と収益成長の再加速に向けた継続的なコミットメントを表明しました。」とコメントしています。
2023年第一四半期の財務ハイライト
- 2023年度第1四半期の収益は、前年度同期の9,790万ドルから8%増の1億550万ドル。
- 米国内の収益は、前年度同期の5,230万ドルから2%増の5,340万ドル。
- 米国以外の収益は、前年度同期の4,560万米ドルから1%増の5,210万米ドル。
- 2023年度第1四半期の年間経常収益は、前年度同期の3億8490万ドルから1%増の4億830万ドル。
- 2023年3月31日までの12カ月間の収益維持率は92%(2022年3月31日に終了した同期間の維持率は94%であった。)
- 2023年度第1四半期のサブスクリプション収益は、前年度同期において総収益の3%を占めた9,620万ドルに対して、2023年度第1四半期の総収益の96.8%を占める1億210万ドル。
- 2023年度第1四半期の売上総利益率は、前年度同期の0%に対し62.7%。
- 2023年度第1四半期の営業利益は、前年度同期の 590 万ドルに対し1,070 万ドル。
- 2023年度第1四半期の非GAAPベースの営業利益は、前年度同期の1,210万ドルに対し1,540万ドル。
- 2023年度第1四半期の純利益は、前年度同期の310万ドルに対し560万ドル。
- 2023年度第1四半期の非GAAPベースの純利益は、前年度同期の920万ドルに対し1,040万ドル。
- 2023年第1四半期の調整後EBITDAは、前年度同期の1,290万ドルに対し1,660万ドル。
- 2023年度第1四半期における普通株主の一株当たり利益および希薄化後一株当たり利益は、前年度同期の04ドルおよび0.03ドルに対し、いずれも0.06ドル。
- 2023年3月31日現在の現金・短期投資額は、2022年3月31日現在の1億5,800万ドルに対し、6%減の1億3,500万ドル。
本プレスリリースに記載された非GAAPベースの財務指標を、最も直接的に対応するGAAPベースの財務指標に基づき調整した上記数値詳細は、本プレスリリース末尾の財務諸表に掲載しています。これらの指標の意義に関する当社の見解と計算方法については、英文リリースの「About Non-GAAP Financial Measures and Certain Key Metrics(非GAAPベースの財務指標と特定の重要指標について)」をご参照ください。
2023年第一四半期の企業活動ハイライト
- リミニストリートによるサービスへ切り替えた代表的な新規顧客、およびリミニストリートとの契約範囲を拡大した既存顧客の代表例:
- Clifford Hallam Healthcare – オーストラリア唯一の医薬品・医療用消耗品の総合卸売業者
- GE Lighting, 米国を拠点とする、住宅用照明およびスマートホーム製品の世界的トップ企業
- Globe Union – 台湾のキッチン・バス用品メーカー
- Tanita – 世界中で愛用されている精密体重計と健康管理機器を製造する日本のトップメーカー
- 39カ国において9,014件のサポート案件を解決し、25,541件の税務・法務・規制に関する最新情報を提供。当社のサポート提供に対する顧客満足度の平均評価は、0点満点中4.9点(最高点5.0点)を達成。
- OracleやSAPのアプリケーションやデータベースのダウンタイム削減、パフォーマンス向上、動作継続のための監視、ヘルスチェック、変更管理機能などをプロアクティブに行う可観測性ソリューションの新スイート「Rimini Watch™」や、お客様のデジタルトランスフォーメーション構想の成功に向けたプロジェクトを開始。
- お客様のエンタープライズソフトウェアのカスタマイズ、構成、実装、統合、他ソフトウェアとの相互連携、移行、スタッフの増強、その他プロジェクトニーズに対応するパッケージであり、プロジェクトベースでプロフェッショナルサービスを提供する新しいスイート「Rimini Consult™」を発表。
- エンタープライズアプリケーション、データベース、テクノロジーソフトウェアの運用、管理、サポート、カスタマイズ、設定、接続、保護、監視、最適化を行う統合サービスの包括的な提供を目的とした、エンドツーエンドのアウトソーシングサービスプログラム「Rimini ONE™」を発表。
- 英国、アイルランド、北欧、GCCにて1,000人以上のCXOを対象にリミニストリートが委託した独自調査の結果を共有し、今日のデジタル変革や人材確保のトレンドと課題に関する有益なデータを提供。
- 「2023 Top Workplaces USA Award」を受賞。(Energage社による、北米の従業員数百人を対象に匿名アンケートで社員のエンゲージメントを測定し、職場満足度を調査したアワード)。
- 2022年に半年間のトライアルを経て、「Fabulous Fridays」と名付けた週4日のフレックス勤務モデルのグローバル導入を発表。
- インドでの事業開始10周年を記念し、ハイデラバードとベンガルールにて、経営幹部とリミニストリートの社員、ならびにその家族数百人を招いた特別祝賀会を開催。
- 多くのチャリティ団体にボランティア活動で貢献し資金を寄付。2023年のRMNI LOVE年間助成プログラムでは日本において東京とその近隣地域の認定NPO法人に応募を呼びかけ、1万ドルの助成金プロジェクト5件を実施。
事業見通し
当社は、2023年第2四半期の収益ガイダンスを1億500万ドルから1億700万ドルの範囲とし、2023年度通年の収益ガイダンスを4億200万ドルから4億300万ドルの範囲、2023年度通年の調整後EBITDAガイダンスを5,200万ドルから5,800万ドルの範囲と予想しています。なお、2023年度通年の見通しについては、第2四半期の決算発表時に改めて発表する予定です。
ウェブキャストおよびカンファレンスコールによる当社情報の継続的公開
リミニストリートは、2023年5月3日、米国東部標準時午後5時、太平洋標準時午後2時より、カンファレンスコールおよびそのインターネット配信を実施し、2023年度第1四半期業績と2023年度第2四半期の最新業績について説明しました。本イベントのライブ配信動画は、リミニストリートのIR(投資家情報)サイト(https://investors.riministreet.com.)にてご視聴いただけます。ウェブキャストの動画は、イベント後1年間公開します。
非GAAPベースの財務指標の使用について
本プレスリリースには、「非GAAPベースの財務指標」が含まれています。非GAAPベースの財務指標は、包括的な会計規則や会計原則に基づくものではありません。この非GAAPベースの情報は補足情報として掲載するものであり、GAAP(一般に認められた米国会計原則)で義務付けられる開示要件に則る業績指標の明示を意図するものではありません。非GAAPベースの財務指標はGAAPに従って算定された財務指標の追加情報とみなすべきものであり、その代替情報またはそれに優先する情報とみなすべきものではありません。本プレスリリースの財務諸表では、GAAPベースの数値を非GAAPベースで調整した数値で掲載しています。また、「非GAAPベースの財務指標と特定の重要指標について」(“About Non-GAAP Financial Measures and Certain Key Metrics”)の項目で、当社の非GAAPベース財務指標について説明しています。