第4四半期の純収益:8,780万ドル(前年同期比15.4%増)
2020年会計年度期の純収益:3億2,680万ドル(前年比16.3%増)
2020年会計年度期の営業キャッシュフロー:4,210万ドル(前年比107%増)
2020年12月31日現在の顧客数2,487社(前年比20.6%増)
2021年3月3日、ラスベガス – エンタープライズソフトウェア製品を対象としたサポートサービスを世界的に提供する、OracleおよびSAPソフトウェアの第三者保守サポートの業界リーダーで、SalesforceパートナーであるRimini Street, Inc.(Nasdaq:RMNI)は、本日、2020年12月期2020年度第4四半期および2020年会計年度期の決算を発表しました。
「2020年度の第4四半期および会計年度期は、2026年までに年間収益10億ドルを達成するという戦略的成長計画に対して引き続き順調な業績を収め、四半期および会計年度期の予想を上回りました。2020年第4四半期の収益成長率は前年の11.7%増収から15.4%増収に、会計年度期では前年の10.9%増収から16.3%増収となり、純収益、新規売上請求、計算上の請求額、受注残、売上総利益において、四半期および会計年度期で過去最高の業績を達成し、90%以上の収益継続率を確保しました」と、リミニストリートの共同設立者、CEO兼 取締役会会長であるSeth A. Ravinは述べています。「新しいアプリケーション管理、セキュリティ、相互運用性、プロフェッショナルサービスなど、リミニストリートのサポートソリューションに対する世界的な需要の高まりに対応するため、年間を通じて、重要な経営幹部の増員などの投資を継続して行ってきました。」
「当社は、さらに連続した四半期の純利益の達成、2020年度の期末における過去最高となる8,760万ドルの現金により貸借対照表のさらなる強化を行いました。また、2020年会計年度期の営業キャッシュフローは前年同期比107%増の4,210万ドルとなりました。」とリミニストリートの最高財務責任者のMichael L. Pericaは述べています。「当社は本日、2021年第1四半期および会計年度期の収益に関するガイダンスを発表します。また、営業キャッシュフローの向上とGAAPベースの収益性の向上という長期目標達成への継続的な取り組みをお約束します。」
当社の戦略的成長計画と事業に関する追加の詳細は、2021年2月1日に開催されたリミニストリートのInvestor Day 2021で発表されました。そのビデオとスライドのプレゼンテーション資料は、2022年1月まで当社のInvestor Relationsページでご覧いただけます。
2020年第4四半期の財務ハイライト
- 2020年第4四半期の純収益は、前年同期の7,610万ドルから4%増収の8,780万ドル。
- 2020年第4四半期の年間経常収益は、前年同期の3億200万ドルから4%増収の3億4,900万ドル。
- 2020年12月31日現在の顧客数は、2019年12月31日の2,063社から6%増の2,487社。
- 2020年12月31日までの12ケ月間の収益維持率は、2019年12月31日までの同期間と変わらず92%。
- 2020年第4四半期の売上総利益率は、前年同期の2%に対し61.8%。
- 2020年第4四半期の営業利益は、前年同期の160万ドルに対し450万ドル。
- 2020年第4四半期の非GAAPベースの営業利益は、前年同期の510万ドルに対し1,190万ドル。
- 2020年第4四半期の純利益は、前年同期の20万ドルの純損失に対し370万ドルの純利益。
- 2020年第4四半期の非GAAPベースの純利益は、前年同期の330万ドルに対し1,110万ドル。
- 2020年第4四半期の調整後EBITDAは、前年同期の470万ドルに対し1,290万ドル。
- 2020年第4四半期の普通株主に帰属する一株あたりの当期純利益および潜在株式調整後利益は、前年同期の10ドルの純損失に対し0.04ドルの純損失。
- 2020年12月31日時点の従業員数は、前年比12%増の1,425人。
2020年会計年度期の財務ハイライト
- 2020年会計年度期の純収益は、前年度の2億8,110万ドルから3%増収の3億2,680万ドル。
- 2020年会計年度期の売上総利益率は、前年度の6%に対し61.4%。
- 2020年会計年度期の営業利益は、前年度の2,210万ドルに対し1,790万ドル。
- 2020年会計年度期の非GAAPベースの営業利益は、前年度の2,680万ドルに対し4,110万ドル。
- 2020年会計年度期の純利益は、前年度の1,750万ドルに対し1,300万ドル。
- 2020年会計年度期の普通株主に帰属する一株あたりの当期純利益および潜在株式調整後利益は、前年度の12ドルの純損失に対し0.19ドルの純損失。
- 2020年会計年度期の非GAAPベースの純利益は、前年度の2,200万ドルに対し3,620万ドル。
- 2020年会計年度期の調整後EBITDAは、前年度の2,700万ドルに対し4,260万ドル。
- 第3四半期に、約610万株の普通株式の追加公募を完了、当社の手取金は約2,510万ドル
- 第4四半期中にシリーズA優先株の額面500万ドル、第4四半期の終了後、さらに1,000万ドル、合計1,500万ドルを額面金額の約10%の割引の金額で買い戻しました。支払いは全額不要であり、これらの優先株式は消却しました。
本プレスリリース記載の非GAAPベースの財務指標を、最も直接的に対応するGAAPベースの財務指標に合わせて照合した数値を本プレスリリース末尾の財務諸表に掲載しています。これらの指標の意義に関する当社の見解と計算方法については、英文リリースの「About Non-GAAP Financial Measures and Certain Key Metrics」の項目をご覧ください。
2020年会計年度期の企業活動のハイライト
- エンタープライズソフトウェアサポート市場を再定義し、世界中のソフトウェアライセンシーに選択肢と価値を提供するために、2005年に当社が設立されてから15周年を迎えました。
- 会社設立以来、顧客の保守費用を総額50億ドル以上削減しました。
- リミニストリートSAP S/4HANA向け保守サポートのグローバルな提供を開始し、実績ある当社の保守サポートサービスをS/4HANAライセンシーにも拡大しました。
- サポートプロセスを最適化し、グローバルに展開するサービスの成果を、大規模かつ強固にするための継続的な投資の結果として、特許出願中の新しいRimini Street Artificial Intelligence Support Applications(人工知能サポートアプリケーション以下、AIアプリケーションという)を発表しました。AIアプリケーションを使用することで、より適切なクライアントとしてのエクスペリエンスを提供し、ソフトウェアの問題解決時間を23%短縮できるようになりました。
- お客様に対する業界トップレベルのサービス応答保証をさらに強化し、優先度1の非常に重大なケースの保証応答時間を15分から10分に、優先度2の深刻なケースでは30分から15分に短縮しました。
- 33,000件以上のサポートケースをクローズし、特に世界的規模のパンデミックに関連した6,000件以上の緊急情報を含む、約89,000件の税務、法律、規制に関する最新情報を58か国に配信しました。
- サポート提供に対する顧客満足度の平均評価は0ポイント中4.9ポイント(最高点5.0ポイント)となり、2019年の平均5.0ポイント中4.8ポイントから上昇し、過去最高を達成しました。
- 次の成長段階をサポートするため、新たに2名をシニアエグゼクティブリーダーに任命しました。
- Gerard Brossardが、新たに創設されたエグゼクティブバイスプレジデント兼最高執行責任者(COO)に就任。
- Michael L. Pericaが、エグゼクティブバイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)に就任。
- 新設されたメキシコ・中米地域担当のゼネラルマネージャーのポストに、Alejandro Gonzálezを起用するなど、メキシコ・中米への投資を拡大しました。
- オーストラリア政府との政府全体ボリュームソーシング合意書の締結を発表しました。これは、政府機関がリミニストリートのサポートサービスを利用するための調達プロセスをより速く、簡単、かつ費用効果の高いものにすることを目的としています。
- 公共資源の透明性、効率性、経済性、最適化を実現するブラジル政府の取り組みの一環として、OracleおよびSAPソフトウェアの保守サポートを行う3件のブラジル公共セクター契約を締結しました。
- グローバル自動車メーカーであるHyundai-Kia Motorsが、リミニストリートのOracle Database保守サポートの利用を、世界各地の支社や関連会社にも拡大したことを発表しました。
- スウェーデンの国営鉄道物流会社Green Cargoとオーストラリアの航空会社Airservices Australiaが保守サポート契約を更新し、当社の非常に高い応答性を備えた高品質な保守サポートを継続することを発表しました。また、以下にご紹介する世界中の多くの新しいクライアントを獲得したことを発表しました。
- Pulse Electronics:大手部品メーカー
- Hypera Pharma:ブラジル最大手の製薬会社
- Metropolitan Water Reclamation District of Greater Chicago:1,000万人以上の顧客にサービスを提供する水処理・管理会社
- Vedacit:ブラジルの大手建設資材メーカー
- 株式会社エフピコ:日本最大手の食品容器メーカー
- Rassini Automotive:ブラジルの自動車部品・付属品メーカー
- Elders: オーストラリアの農業関連企業
- Downies Collectables:オーストラリアのコイン・コレクターズアイテム販売業者
- 伊予銀行:日本の大手地方銀行
- Supreme Electronics:台湾の大手電子部品販売代理店
- 株式会社 上組:日本の港湾運送の最大手企業
- PROTON:マレーシアの大手自動車メーカー
- kakao:韓国の大手インターネットおよびモバイルメッセージング企業
- Productos Chata:メキシコを拠点とする大手食品メーカー
- Nadro:メキシコの大手医薬品販売会社
- Hearing Australia:政府出資による聴覚サービスを提供するオーストラリア最大の企業
- スティービーアワードの年間最優秀企業賞および年間最優秀経営者賞の2つの金賞や優れたカスタマーサービスに対する13の賞を含む、33の賞を受賞しました。
- リミニストリートの従業員の多様性、競争力のある給与、財務の健全性などが評価され、ラスベガスで働きたい企業トップ20に選ばれたことを発表しました。
- 世界各地で開催された50以上のCIOおよびIT・調達部門のリーダー向けイベントで講演を行いました。
- Rimini Street Foundationを通じて世界中の120以上の慈善団体と提携し、世界中の医療従事者、高齢者センター、フードバンク、及び青少年団体に対し、寄付、ボランティア活動、個人用保護具を含む物資寄贈などを行いました。Rimini Street Foundationはまた、2020年に香港、マレーシア、モザンビーク、スウェーデン、UAEにも慈善活動を拡大しました。
2021年収益ガイダンス
当社は、2021年第1四半期の収益予想を8,750万ドルから8,850万ドル、2021年通年の収益予想を3億7,000万ドルから3億8,000万ドルの範囲としています。
ウェブキャストおよびカンファレンスコールによる情報の提供
リミニストリートは、2021年3月3日、東部標準時午後5時、太平洋標準時午後2時より、カンファレンスコールとウェブキャストを実施し、2020年第4四半期および2020年会計年度期の決算について説明します。本イベントのライブウェブキャストは、リミニストリートのIR(投資家情報)サイト(https://investors.riministreet.com)でご視聴いただけます。カンファレンスコールに参加される場合は、米国またはカナダの(800)708-4540をダイヤルし、「コード50079791」を入力してください。当該イベント終了後、ウェブキャストの動画を90日間以上公開いたします。
非GAAPベースの財務指標の使用について
本プレスリリースには、「非GAAPベースの財務指標」が含まれています。非GAAPベースの財務指標は、包括的な会計規則や会計原則に基づくものではありません。この非GAAPベースの情報は補足情報として掲載するものであり、GAAP(一般に認められた米国会計原則)で義務付けられる開示要件に則る業績指標の明示を意図するものではありません。非GAAPベースの財務指標はGAAPに従って算定された財務指標の追加情報とみなすべきものであり、その代替情報またはそれに優先する情報とみなすべきものではありません。本プレスリリースの財務諸表では、GAAPベースの数値を非GAAPベースで調整した数値で掲載しています。また、「非GAAPベースの財務指標と特定の重要指標について」の項目で、当社の非GAAPベース財務指標についてご説明しています。