ISO 27001の監査でも5年連続で不適合ゼロを達成
ラスベガス、2018年8月22日 – エンタープライズソフトウェア製品とサービスの世界的プロバイダーで、OracleおよびSAPソフトウェアの第三者保守サポートにおいて業界をリードするリミニストリート(Nasdaq: RMNI)は、ISO 9001の監査で全適合を得て、7年連続で達成したことを発表しました。リミニストリートは、受賞歴のある世界的なエンタープライズソフトウェアのサポートサービスにおいて、最新の規格であるISO 9001:2015認証をまた取得しました。これには、クライアントオンボーディングとアカウント管理、ベンダーが提供するコードおよび顧客がカスタマイズしたコードに対する修正開発と納品を含めた製品サポート、また全世界の税、法律、および規制に関する調査のアップデート、開発、提供が含まれています。
顧客サービスの業界標準を構築
リミニストリートによるISO認証の取得は、極めて迅速で質の高いサービスを一貫して確実にお客様にお届けするため、業界最高のプロセスを開発および実行してきた取り組みの一部を表すものです。ISO 9001:2015評価で重要視される要件は幅広く、品質に対するマネジメントの取り組み、顧客重視、組織内リソースの妥当性、従業員研修、プロセス管理、品質計画、設計、購買、プロセスモニタリングおよび計測などが含まれます。
このISO認証は、品質管理システムの業界標準と認知されており、認定を受けている独立した監査機関による評価が必要とされます。リミニストリートのISO 9001認証を担当した独立監査機関は、アイルランド規格協会(National Standards Authority of Ireland:NSAI)です。NSAIによる認証プロセスでは、関連するビジネス領域の具体的なプロセスを見直し、継続的に監視して改善することで、サービスおよび製品が常に最高の状態で提供されているかについての検証が行われました。リミニストリートの「内部監査およびコンプライアンスの枠組み」組織は、内部監査および外部監査により行われる通常プロセス管理のコンプライアンス監査など、品質マネジメント システムとプロセスのコンプライアンスをすべて監督しています。
さらにリミニストリートは、ISO 27001認証を取得した独立系のエンタープライズソフトウェア製品とサービスのプロバイダーであり、5年連続で全適合という最高評価を達成しました。ISO/IEC 27001:2013は、組織内における情報セキュリティ管理システムの確立、実施、維持、継続的な改善に対する要件を規定しています。リミニストリートが持つ認証の範囲には、さまざまなクライアントオンボーディングサービス(サポートする製品群による)、サポートサービスの提供、顧客契約など、世界中での第三者保守のプロビジョニングも含まれています。ISO 27001:2013に準拠するリミニストリートのセキュリティ管理フレームワークでは、リミニストリートの従業員が顧客情報にアクセスし、取り扱い、保護する際の手順、ポリシーや手法を管理しています。
「ISOプロセスをフレームワークとして活用することで、プロセス管理に従いながらも世界中で迅速かつ体系的に評価することができます。また、ISO標準に従うことで、お客様に信頼性の高い優れたサービスと高い品質を誇る製品を一貫してお届けできるのです」とリミニストリートでグローバル セキュリティ&コンプライアンスを担当するシニアバイスプレジデント兼CIOであるSteven Salaetsは述べています。「リミニストリートはISO 9001とISO 27001どちらの認証も受けた最初の第三者エンタープライズソフトウェアのサポート企業となったことで、長年にわたり優れたISOプロセスを活用して、世界中のお客様に利益をもたらすことを可能にしました。リミニストリートのISOシステムにより、すべての製品群と複雑な税、法律、および規制に関する開発と提供が実現しています」
ISO 9001:2015について
ISO 9001:2015は、品質管理システムの基準を規定しています。これは、規模の大小、また活動分野を問わず、どの組織にも適用できます。実際、世界170か国以上の100万を超える企業や組織がISO 9001認証を受けています。
この規格は、第一に顧客重視、そしてトップマネジメントの動機と意図、プロセスアプローチ、継続的な改善などを含む数多くの品質管理の原則に基づいています。ISO 9001:2015を利用することで、お客様に一貫して品質の高い製品およびサービスを提供することができ、ひいてはビジネス上の利益ももたらされます。ISO国際規格は、製品およびサービスが安全であり、信頼でき、品質が高いことを保証するものです。またビジネスでは、戦略的に利用し、無駄やエラーを最小限に抑えて生産性を高めることで、コストを削減することもできます。また、企業が新たな市場に参入する支援をし、途上国での競争を平等にして世界中の取引を自由で公平なものにしてくれます。