ベンダーによる突発的なバックアップ対応や高額な保守費用の削減により、
新たなシステム投資が可能に
エンタープライズソフトウェア製品とサービスを世界的に提供する、OracleおよびSAPソフトウェア製品の第三者保守サポートの業界リーダーであり、SalesforceのパートナーであるRimini Street, Inc. (Nasdaq: RMNI) は、体重計などの健康計測機器の製造・販売を行う株式会社タニタが、国内本社と海外支社でそれぞれ使用していたSAP製品アプリケーションのサポートをリミニストリートに切り替えたことを発表しました。
今回SAPのサポートを全面的にリミニストリートに切り替えることで、基幹システムの年間保守費用を削減します。また基幹システムの安定稼働を実現することで、今後見込まれるアップデート費用、ユーザー部門を巻き込んだプロジェクトが不要となるため、システムのセキュリティ強化や、働き方改革・DX推進に向けたシステム環境の整備等にリソースを集中させることが可能になります。
SAPの保守がIT戦略におけるリソースを圧迫
株式会社タニタでは、近年の日本における製造業を対象としたセキュリティ事故によるサイバーセキュリティの強化や、ウィズコロナの働き方を意識したシステム環境の整備を進めています。
しかし、既存のSAPアプリケーションを運用するにあたって、定期的なアップデートやアップグレードに際して、高額のコストと、全社体制でテストを行う必要がありました。
限られた人員とIT予算で既存環境を継続的に安定して運用していくことを求める同社では、このアップデートによる莫大なコストが課題となっており、自社本位のIT戦略が困難な状況にありました。
リミニストリート導入後は安定したシステム運用が可能に
自社本位のIT戦略を行うため、同社は『安定的なサポート』『保守費用の大幅削減』を可能にするリミニストリートの第三者保守を検討。リミニストリートによる保守の継続調査や分析を経て、無駄なアップデートや保守費用の削減に魅力を感じ、リミニストリート導入に至りました。リミニストリートの導入後は、海外支社で運用していたSAPのサポート対象外である旧システムもサポ―ト対象に内包されるため、無駄なアップデート対応を削減。また高額な保守費用に対しても、50%のコストカットとともに、専任エンジニアが就いたことで、SAPのサポートセンターでは対応できなかったトラブルに対しても、迅速な解決が可能になりました。その結果として、同社はIT戦略の優先事項として挙げられていた社員の業務改革やセキュリティの強化にリソースを最適化し、DXの推進が実現しております。